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突発SS

ラプラスのほうが一向に進んでいないのにもかかわらず、落書きをしてたらなんとなく文字をつけたくなったので。
即席で作ったのでいつにもましてグダグダな出来ですが、雰囲気でも味わっていただければ幸いです。

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「いっしょに組むか?」
 トモが女になって、初めての体育の授業。
 クラスの奴らがざわざわとペアの相手を探す傍らで、なんとなく所在なさげにしているトモに俺は声を掛けた。
「いいのか?」
 半ば諦めていたのだろう、うつむいて地面を眺めていたトモは掛けられた声にはっとこちらを振り向き、その内容に驚いてそう聞き返してきた。
「何言ってんだ、当たり前だろ?」
 元々クラスの中でもあまり目立つ方ではなかったトモは、突然女になってしまったことでよりクラスとの距離が開いてしまった。
 以前は仲が良く普段から話をしていた男子のグループのやつらも今はさりげなくだがトモを避けているようだった。
 クラスのお調子者のヤツは「女子の着替えが見れてうらやましいなぁ」なんて言っていたが、やはり女子からすれば当然『元男子』という目で見られ、そうやすやすと気を許せるはずもない。
 ある日突然、トモはそんな中に放り込まれたのだ。
「ほら、手貸せよ」
「あ、ああ」
 まだ少し戸惑いがちなトモの手を取って二人で一緒にストレッチを始める。
 昔からこいつは放っておけない感じのするヤツだった。
 最初に話したときも公園で一人で遊んでいたコイツに俺が声を掛けたんだっけ。
 そこでピィー!と体育教師のホイッスルの音がする。
「お、集合みたいだ。急ごうぜ」
 まだ信じられないと言ったような顔でぼうっと突っ立っているトモの手を引いて、俺は集合場所へと向かった。

 その後、最初はためらっていたトモも俺の助けもあってか、少しづつクラスの輪の中に溶け込んでいくことが出来たようだった。
 トモは男のころから女顔だったけど、実際に女になった今ではクラスの中でもイイ線行ってるんじゃないかと思えるほどで、以前はそんなに親しくもなかったクラスの男子が休憩の間に妙に馴れ馴れしく声を掛けていた。
 まあ、なにはともあれ。そんなこんなんでクラスの奴らとの距離も縮まり、体育の授業が終わる頃にはすっかり笑顔が戻ってきていた。

「イテテ・・・」
 あっという間に体育の授業は終わって、俺はパンパンに張った腕を慎重に伸ばす。
 まだ午前中だというのに体力のほとんどを使い果たし、体中が悲鳴を上げ始めている。
 こりゃ、午後からの授業は全滅だな。
「はは、おまえ今日はいつになく張り切ってからなぁ」
 トモが俺の隣で同じようにストレッチをしながら笑う。
 そのあとは何となくお互い言葉が続かなくなって、二人とも黙々と体を伸ばす。
「あ、あのさ・・」
「ん?」
 さらに少しの沈黙の後、ためらいがちに掛けられた声に何気なく振り向く。
「ありがと」
 気恥ずかしそうに視線を外したトモがそう言った。
 俺は思わず、じっと見つめてしまう。
taiiku.jpg
「あまりジロジロ見るなよ、恥ずかしいだろ」
 腕を頭の上で交差して腕を伸ばしながら、トモはこちらを見返してくる。
「・・・おまえ、胸大きいな」
「ちょ、バカ!どこ見てんだよ!」
 真っ赤になりながら慌てて胸を隠すトモ。
 
 ま、この分なら大丈夫かな。
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No title

トモくんかわいい~
しかも体操服での無防備な姿をさらされた日には、私も凝視せずにはいられません(笑)
女性化して変わった体と周囲の環境に戸惑っているときに以前のように接してくれる主人公みたいな友達がいると、きっと心強いでしょうね。

Re: No title

コメントありがとうございます!
困ったもので詰まったときほど他に浮気したくなる物で・・・
とりあえずパッと思い着いたのをそのまま書いてみました。
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eta

Author:eta
まあ、適当に。

当ブログはTS(性転換)及び性的描写を取り扱います。
18歳未満の方、興味の無い方の閲覧はご遠慮下さい。

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